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次の画面

ひと巻きの映像が白へとフェードする。次の巻では、かじられたキノコがまた少し完全な姿に戻っている。

『Eat』のフィルムリールは、撮影された順番どおりにはつながれていない。画面の中の人物はなお食べているが、新しいリールは別の残量を連れてくることがある。食べ物は上映の順序に沿って安定して減っていくわけではなく、前のリールに残された欠けも、次のリールの時間を示す印にはならない。白いフェードが過ぎるたび、キノコはあらためて目の前に現れなければならない。観客は、それがどれだけ残っているかだけを頼りに、どの一口が先に起きたのかを判断することはできない。

台所で、人物は床に座ってパイを食べている。カメラはやや離れた場所から固定されたワイドショットを残し、完成版に残されたこの撮影はおよそ九分間続く。先ほどは、新しいフィルムリールが現れたあと、キノコは別の残量へと変わった。ここでは、次の画面は来ない。別の食べ物の状態を運んでくる新しい画面はなく、目の前のこの食事もどこかへ引き渡されない。九分間はそれに占められる。人物は座り、パイはそばにあり、台所はもとの距離感を保っている。スクリーンが差し出すのは、ただ同じ一回の撮影であり、それを要約の長さへ圧縮することを拒む時間である。時間はもはや継ぎ目によって書き換えられず、どれだけ過ぎたのかを説明するナレーションも出てこない。ワイドショットはただ目の前の場面を受け入れ続ける。あまりに普通で、ほとんど気まずいほどに。それは、映画ならたやすく省けたはずの出来事に、映画そのものを占めさせる。先ほどのキノコは、新しい映像の一つひとつに変化の可能性を帯びさせていた。いま、変化はもはや映像の切り替わりからは来ず、この一枚の画面の内側でしか起こりえない。

その後、人物は身を返して嘔吐する。